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東大農場のポプラ並木
西東京市の象徴というけれど…

牛糞が生みの親!?

東大農場ポプラ並木
東大農場ポプラ並木
 さる21日で、西東京市誕生丸7年。7年もたてば、一つの市として定着したはずだが、「西東京市といえば!」と問われたら、市民は何と答えるだろう?

  もちろん人それぞれだろうが、景観に関してだけは、すでに答えが出ている。昨年、西東京市では、「西東京が見えてくる写真」コンテストを実施。市を象徴するような写真を3部門に分けて公募したところ、総数で123点が集まった。そのうち、「これぞ西東京」部門(応募数は42点)で1位にランクされたのが「東大農場ポプラ並木」=写真(大森拓郎さん撮影)。ポプラ並木は、これまでも市民まつりのポスターに写真が使われるなどしていたが、改めて西東京市の「顔」に選ばれた。

  しかし、市を象徴するものとはいっても、北海道にあるようなポプラ並木がなぜ西東京市にあるのだろうか?

 東京大学大学院農学生命科学研究科附属農場の米川智司准教授に話を聞いた。

 その説明によると、東京ドーム7個分以上の面積(約31ヘクタール)を誇る同農場が、目黒区内から現在地へ移転してきたのは1935年。すでに70年以上の歴史があるが、「ポプラ並木の歴史は意外と新しく、74年に植樹されたという記録が残っています」とのこと。

  農場の西端に位置する旧牛舎では、長年にわたって乳牛などが飼育されていたが、近隣にマンションなどが建ち並びだすと、牛糞などのにおいに対する苦情が寄せられるようになった。

  そこで、同農場では、74年に農場のほぼ中央部に現在の牛舎を建て、牛の飼育場所を移動。その際に、牛の放牧地に木陰ができるようにとポプラの木を植えたという。

  生育が速いことで知られるポプラは、たちまち立派な並木となり、現在では樹高20メートルを超えるほどになっている。
東大農場ポプラ並木と牛舎

  ところで、ものの本によると、ポプラは生育が速い分、寿命は短く、50年前後が一般的という。 ということは、西東京市のシンボルにもなったポプラ並木も、早ければあと十数年で「寿命」を迎えることになる。
  実際、今の樹木を伐採し、植え替えの予定があるとのウワサもチラホラ……。

 なお、西東京市では、コンテストへの応募作品を収録した「西東京市が見えてくる」2008年カレンダー&ポスターを発行している。A2タテ1枚で、50円。200部限定。

  市役所(田無・保谷庁舎)の情報公開コーナーで購入できる。
  問い合わせは市企画政策課 TEL:042-460-9800へ。


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